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所属メンバー

所属している大学院生の研究テーマ等について紹介します。

博士課程

青柳 尚朗

​生徒の社会的事象に対する理解を深めるための社会科学的思考の育成について,中学校社会科各分野を対象に研究を行っています。

 

小池 貴之

盲学校高等部の理科(化学基礎)において、「協同的探究学習」の授業デザインを用いて,実践研究を行っています。化学現象に関する理解が深まる過程を,生徒個々に即して明らかにしています。 理科の学習に関する態度構造の変容も研究しています。所属学会:日本教育心理学会,日本理科教育学会など

後藤 慎弥

数学分野の実践研究を行います。指数関数等についての概念的理解を生徒が深めていく過程を明らかにします。

溝口  朗央(あきえ)

音楽科の「鑑賞活動」において,子どもたちが思考を深めるための授業実践について検討しています。「音楽を聴いて考える時間」を通して,様々な情報を関連づけて自分なりの音楽の解釈を持ち,それらを言葉や演奏等で表現することが重要であると考えています。

授業実践の開発を通じて,子どもたちがどのように音楽を聴き,感じ,考え,表現するのか,鑑賞活動における思考プロセスを明らかにしていきたいと考えています。

吉田 知世 

児童の数学的概念に関する概念的理解の発達過程と、それに即した効果的な授業について、小学校算数の関数の学習を対象に研究を行っています。

稲村 健 

​ 関心領域:数学教育

(ゼミ参加:他コース在籍)

片山 美咲 

 関心領域:平和教育

開沼 慧(けい) 

関心領域:国語教育

 

​修士課程2年

​修士課程1年

OB/OG

修士生が加わる予定です。

 

石橋 優美

埼玉学園大学 人間学部子ども発達学科 専任講師

鈴木 豪

群馬大学大学院 教育学研究科教育実践高度化専攻(教職大学院)

教職リーダーコース 准教授

末松 加奈

東京家政学院大学

 最近の修了生の論文題目など

2023年度

  • 物理教育,公共教育(貧困問題),英語教育の分野の実践研究,数学教育の分野の実験研究

2022年度

  • 数学教育,環境教育,平和教育の分野の実践研究

​2020年度

  • 小学校プログラミング教育における既有知識と関連づける学習の効果 ―ループに関する概念的理解に着目して―

    • 抄録:本研究は、小学校プログラミング教育の授業の中で子ども達のループに関する概念的理解の深化を促す指導の在り方を検討することを目的とした。発問の違いという条件を設けた2つの群(実験群、統制群)を5年生、2年生のそれぞれに設定して2単位時間の授業を行った。授業前後の児童の回答の変化から、実験群においては5年生、2年生ともにループに関する概念的理解の深化が確認された。

  • 児童の関数に関する概念的理解の深化を促進する算数授業―関数関係とその成立根拠の説明に着目して―

    • 抄録:本研究では、関数の学習の初学年である小学校第4学年の児童を対象にして、関数に関する概念的理解の深化を促進するための教授介入実験を行い、以下の2点を明らかにした。第一に、ある問題事象における数的関係についてそれが成り立つ理由と関連づけ、定性的理解に基づいて学習を行うことは、特に授業課題とは異なる数的関係をもつ問題への応用的な問題解決を促す。第二に、同種の数的関係をもつ複数の事象間の共通点の検討は、他の問題事象に般化可能である柔軟な知識枠組みの再構成を促す。

  • 中学校数学において納得する時間を設けた授業の効果―比例の概念的理解と数学に対する関心に着目して―

    • 抄録:本研究は、協同的探究学習において納得する時間を確保することが、比例の概念的理解の深化を促進するのか、また、数学に対する関心が変化するのかを明らかにした。研究授業は、中学校第1学年の生徒を対象に、通常の協同的探究学習の授業と協同的探究学習における協同探究と個別探究IIの間に、納得する時間として自己説明活動の時間を確保した授業を実施した。研究授業の前後に実施した比例課題、1次関数課題及び質問紙調査と、研究授業で用いたワークシートの記述による分析から、納得する時間を確保することの効果を検証した。

​2019年度

  • 英語ライティング表現力を育成する小学校外国語科の授業開発ー言語への気づきを培う国際交流活動を用いてー

  • 音楽科の鑑賞活動に関する授業実践の心理学的検討ー音楽聴取の言語化と関連づけに着目して−

2018年度

  • ​数学にかかわる「活用する学力」の育成に関する心理学的研究

  • 科学的思考力を高める理科授業の実証的研究―放射線領域に着目して―

  • 生徒の概念的理解を促す高校化学の教材・授業構成について

2017年度

  • 一般化された数学的概念に関する概念的理解の深化を促進する授業の実証的研究-力学領域の事象を手掛かりとした指数の一般化に着目して-

  • 使用者の視点を取り入れた制作による制作者の学びに関する研究—中学校美術科デザイン領域の個人ポスター制作における他者との協同過程―

2016年度

  • 事象の本質を捉える社会科学的思考を高める授業の実証的研究―中学校社会科「高度経済成長期」を題材にして―

  • 「力学的エネルギーと熱の関係理解を促進する授業デザイン」—盲学校における「物理基礎」の授業を通して—

2015年度

  • 漸化式の概念的理解を促す学習方法とそのメカニズム―作図条件と表作成条件の比較を通じて―

 

2014年度

  • 数学への関心と概念的理解との関係についての研究― 高校生における一次関数の問題解決を通じて― 

  • 条件付き確率の理解を深める介入方法の検討 ― 中学生・高校生の問題解決における誤りと生成された図表の分析を通じて ―

 

2013年度

  • 協同学習を用いた「根拠や証拠を踏まえた論理的表現力」養成方法の検討 ― 文脈が異なる「聞き手」のフィードバックは「書き手」の行動に影響を与えるか ―

  • 小学校国語科授業における文学教材に対する子供の読みとその変容

  • 対照実験概念の理解を深める教授方略の検討 ― 中学校・高等学校理科の授業を通して ―

 

2012年度

  • 推論課題を用いた論理の授業の有効性について―逆・裏・対偶を利用した4枚カード問題の解決―

  • 読みを深めるための発問に関する考察―高校生の評論文読解における比喩的表現の活用とその効果―

 

2011年度

  • 日常的な事象を生かした算数・数学教材や授業に関する研究―フィンランドと日本の教科書比較を手掛かりに―

  • 中学校数学における代数と幾何の融合問題に関する考察― 一次関数と図形の融合問題を通して―

​2010年度

  • 高等学校の数学授業における協同的活動による理解の深まり

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